Tadaochan’s blog

日々の生活で感じたこと、伝えたいことを書き綴ります。

ハノイのロックダウン(8月20日から8月27日)

ハノイは7月24日のロックダウン開始から、35日を経過した。

 

2回目のロックダウン延長となる8月23日からは今までよりもより一層監視が厳しくなる(不要不急の外出は帰宅を促すだけでなく、その場で罰金になる)との情報も出回っていた。

 

しかし、実際に生活をしてみると、監視が厳しくなった実感はない。

 

ハノイだけでこの1か月に32,400件以上の違反があったようだ。

32,400人は、7月1日以降のハノイの感染者数が2,587人であることを考えれば、大きな数字であることが分かる。

それだけ多くの人がマスクを着けなかったり、不要不急の外出とみなされることをしていることに驚きだ。

 

また、8月25日の記事では政府関係者が「レッドゾーン」と呼ばれる一番危険な封鎖地域の運用状況を確認したところ、そのエリアを歩いている数人を発見したと書かれていた。

 

恐らく「自分がコロナに感染することはない」とか、「コロナに限らず、人はいつか死んでしまうものだ」とこのコロナの怖さをまだしっかりと認識出来ていないのかもしれない。

当然、ハノイ市民の多くは、外出しないように自宅でそのほとんどを過ごしているが。

そんな市民の心理状況も加わり、30日以上もロックダウンをしているが、一向にハノイの新規感染者数は減らない。

 

7月1日以降のハノイ市内の新規感染者数を見てみると、ここ数日間は増加しつつある。

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経済活動もあるので、すべての人の外出を制限することは不可能である。

8月25日に仕事で外出する機会があったので、周辺の状況を確認したが、

かなり人通りは減っていると思う。

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KIM MA通り

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路地

また、病院ではコロナのワクチン接種も始まってきており、すべてがうまくいって、新規感染者数が減少し、次回の9月5日には是非とも解除して欲しいと願う。