Tadaochan’s blog

日々の生活で感じたこと、伝えたいことを書き綴ります。

ベトナムでの不思議①

ベトナムに住み始めて、時間が経ち、落ち着き始めると、日本人の感覚では不思議なことを多く発見します。

日本に住んでいた時は全く感じなかったですが、日本に住んでいる外国人も同じように極々当たり前のことを違和感を持って生活しているんだなと改めて感じました。

 

今回は、私が最近どうしても気になるベトナムの不思議を一つ紹介したいと思います。

 

『皆さんはベトナムと言うとどんなイメージを持たれているでしょうか。』

 

人それぞれだと思いますが、『暑い!』『東南アジア』『ベトナム戦争』などでしょうか。

 

私が住んでいるのはベトナムの中でも北に位置するハノイですが、確かに非常に暑いです!ハノイより南に位置するホーチミンの方がもっと暑いですが、充分にハノイも暑いです。

知人にどのぐらいベトナムが暑いのか聞かれることがありますが、この暑さを説明するのがなかなか難しく、どうしたら的確なイメージを持ってもらえるか考えました。そんな時に私なりに発見したのが、ハノイの緯度は日本のどこに位置するのだろうと考えて、確認した結果、沖縄の石垣島と同じような位置にあることがわかりました。

 

それからは、ハノイの暑さを表現する時には、私は『ハノイは沖縄の石垣島と緯度が近いから、同じようなイメージだと思うよ』と話すと、多くの人がイメージし易く感じてくれているのだと私は思ってます。笑

 

ハノイホーチミンと比べると四季があると言われ、11月頃からだんだんと寒くなり始めます。そんな時期にTシャツに短パンのラフな状態で一日を過ごしていると、夜には寒さで震えてしまうこともあります。(そんな時はクローゼットから長袖のスウェットを出して、着れば全く問題無いです)

 

ここ、ハノイでもそのように季節の変化を感じることが出来ますが、やっぱり日本での生活のように、春の季節に桜を観て、夏に海に入り、秋には紅葉を観て、冬の時期には雪が降る日を過ごすようなとてつもなく幸せな四季を感じるられるわけではありません。四季の変化って地球も生きていることを感じさせてくれてとっても素敵だなと思います。

 

話がかなり逸れてしまいしたが、ベトナムはいつでも新年気分です。というのも、新年から半年以上の月日が経っている8月でもまだ新年の看板が掲げられています。

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今日は8月にも関わらず、掲げられたままの新年の看板



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何年か掲げられたままであろう新年の看板



いや、よくよく見ると、半年程度放置されているようなレベルでなく、もしかしたら、3年いや、5年は24時間、365日掲げられているのではないでしょうか。

 

因みに看板に記載されている『Chúc Mừng Năm Mới』と言うベトナム語は、日本語で『新年あけましておめでとう』です。『Chúc Mừng』と言うベトナム語が日本語で『おめでとう』となり、『Năm Mới』が『新年』と言う意味になるそうです。

 

なぜお正月の時期は過ぎたのに…

まだあるんだろう…

 

日本では、お正月を過ぎれば、門松だって、鏡餅だって片付けるし、ひな人形だって、鯉のぼりだってその日が過ぎたら、片付けるのに。

 

インターネットでどんなに検索しても、手がかりは見つけられず…

知り合いのベトナム人に聞くと、『片付けるのが面倒だから。』とか『片付けるのを忘れてしまったから』と本当なのか、冗談なのか分からない回答しか得られません。

 

謎は深まるばかり…

 

物を出したら、片付けるって言う意識が日本人は特に気にしすぎるのかな?

日本は一年に何回もイベントがあるので、次から次へと準備しないといけないから、直ぐに片付けるのかな?

 

この謎を解き明かした人がいらっしゃいましたら、是非とも教えて下さい。