ベトナムの果物 リュウガン
皆さんは、『リュウガン』と言う言葉を聞いたことがあるだろうか。
下の写真がその『リュウガン』である。
『リュウガン!?』
日本人だと、こんな漢字『龍眼?』を想像するのではないだろうか。
大正解である!
想像の通り、果物の実とその中にある大きな黒い種が龍の目に似ていることに由来してその名が付けられた。
日本では、ほとんど馴染みの無い果物であるが、ベトナムではライチ以上の人気がある。
残念なことに、今現在は、ベトナムから日本への輸出はまだ解禁されておらず、ベトナム政府から日本側に輸出解禁の依頼がある状況。ベトナムのリュウガンを日本で食べれるのは、もう少し先になりそうである。
見た目は、ライチそのものである。
リュウガンの存在を知らなければ、間違いなく、ライチだと誤認してしまう。
ライチとの違いは、リュウガンの方が少し小振りである。
また、皮の表面が滑らかである。
味に関しては、ライチより少し甘くなく、実がしっかりしている。
ライチのシーズンが終わる7月頃からスーパーや市場で目にするようになる。
<値段>
お値段は1Kgあたり20,000VND(日本円で約100円)とかなり安価である。
<選び方>
美味しいリュウガンの探し方は、実が大振りよりも小振りのものの方が美味しい。
<保管方法>
常温でも冷蔵庫での保管で問題無い。
ただ、乾燥してしまうと美味しくないので、常温の場合はタオルなどをかけた方がいい。
また、冷蔵庫に入れるのであれば、ビニール袋に入れた方がいい。
とにかく乾燥させないことが大切である。
<食べ方>
①枝の部分を探す
②枝を取り除く
③枝を取った部分から、リュウガンの皮をむく
④上半分だけ皮をむく
⑤下の皮の部分を持ったまま、口に運び、種を出す
こんな感じで食べれば、あなたもリュウガンを食べ慣れた感じを出せること間違いない。