ハノイのロックダウン(9月6日)
やはり。9月6日にハノイのロックダウンは解除されなかった…
9月21日の朝6時まで更に厳しい感染証対策強化をすることが9月3日に発表があった。
内容としては、市の行政区を3つのゾーンに分けて感染所対策を強化する。
第1ゾーン:
人口や企業が密集し、感染リスクが高いゾーン
指定地域:タイホー区、バーディン区、カウザイ区、ホアンキエム区、ドンダー区、ハイバーチュン区、タインスアン区、ハドン区、ホアンマイ区、タインチー郡、ナムトゥリエム区の一部、バックトゥーリエム区の一部、ホアイドゥック郡の一部、タインオアイ郡の一部、トゥオンティン郡の一部
対策内容:首相指示16号に沿ったロックダウンを引き続き継続し、市内外の移動、「通行証」発行の管理強化する
第2ゾーン:
ホン河の北側ゾーン
指定地域:ロンビエン区、ザーラム郡、ドンアイン郡、ソックソン郡、メーリン郡
対策内容:首相指示15号に沿ったロックダウンとし、安全活動を維持するためのより強い措置を実施する
第3ゾーン:
ハノイ市西部、南部ゾーン
指定地域:バービー郡、ソンタイ町、フックト郡、ダンフォン郡、タックタット郡、クオックオアイ郡、チュオンミー郡、ウンホア郡、ミードック郡、フースエン郡、ナムトゥリエム区の一部、バックトゥーリエム区の一部、ホアイドゥック郡の一部、タインオアイ郡の一部、トゥオンティン郡の一部
対策内容:首相指示15号に沿ったロックダウンとし、地域の定めるより強い措置を実施する
また、9月5日に通行証の新たな運用方法も発表された。
内容は新たに通行証を必要とするグループを6つに分け、それぞれの発行者と申請方法が規定された。
第1グループ:
党、国家、政府、祖国戦線、政治社会団体に勤務するもの
各国大使館、国際機関に勤務するもの
発行方法:当該機関の代表者の責任の下、通行証を発行する。
第2グループ:
公共の必需サービスに関わる機関・団体・企業に勤務するもの
発行方法:ハノイ市公安局交通警察課が通行証を発行する。
申請方法:下記の4ステップに従う。
①申請者の代表者1名が、活動内容や専門分野に応じた所管当局と直接やり取りし、ハノイ市公安が定める書式を用いて、職員のリスト、オートバイ・車を運転する者のリストを提出し、「認証コードつき通行証」発行を申請する。
②所管当局からハノイ市公安局交通警察課に対して申請書類を送付。
③ハノイ市公安局交通警察課が申請書類を確認の上「認証コードつき通行証」を発行し、所管当局に同通行証を送付する。
➃所管当局から申請者に対して「認証コードつき通行証」を引き渡す。
第3グループ:
感染症対策に直接従事する機関、団体に勤務するもの
発行方法:当該機関の代表者の責任の下、通行証を発行する。
第4グループ:
メディア関係機関に勤務するもの
発行方法:当該機関の代表者の責任の下、通行証を発行する。
第5グループ:
市内を移動する必要のある個人
①食料品・医薬品・必需品の買い出しの場合:地域の人民委員会が「買い出しカード」を発行する。
②医療サービス利用のため不可欠な場合:通行証は発行しない。サービス利用を証明する書類と身分証明書を携行する。
③空港へ行くもの、各国大使館とのアポイントメントがあるもの、裁判所へ行くものについては、72時間以内のCOVID-19検査陰性証明書を携行する。
第6グループ:
その他の公共の必需サービスに関わる機関、団体、企業に勤務するもの
発行方法:地域の公安当局が通行証を発行する。
申請方法:次の4ステップに従う。
①申請者の代表者1名が、地域の公安当局に直接コンタクトし、通行証発行手続に必要な情報、電子メールアドレス等を伝え、地域の人民委員会のシステム上に同メールアドレスを登録する。
②申請者は、職員の名簿を所定の書式に基づいて作成し、関連書類とともに、地域の人民委員会宛てに電子メールで送付する。
③地域の人民委員会から地域の公安当局へ申請書類を送付する。
④当該公安当局から申請者に対して、直接所定のアドレス宛てに「認証コードつき通行証」を送付する。
以前から買い出しカードはあったが、改めて文章化された。
ただ、新たな買い出しカードを貰おうとするもまだ手に出来ていない…
基本的には一般の事業会社で当直等により、勤務が必要であれば、第6グループに属するものと思われる。
関連書類は以下8つが必要となる。
日本語訳にすると以下の通りである。
①会社情報
②通行証の発行依頼
③IRCやERC
④必要な事業と活動を証明する文書のコピー
⑤従業員の勤務予定表
⑥感染防止の管理方法
⑦通行証を必要とする社員リスト
⑧外国籍の従業員は以下を追加
⑧-1 TRC
⑧-2 労働許可証
⑧-3 滞在証明書
これをベトナム語で提出する必要があるとのこと…
かなりハードである…