Tadaochan’s blog

日々の生活で感じたこと、伝えたいことを書き綴ります。

ベトナムでのロックダウン生活④

ベトナムでも、一向にコロナの感染者数が減少する糸口が見えない状況である。ベトナム政府も世界でも厳しいレベルに位置する対策をしていると思うが、その対策が効果的である実感も、なぜその対策が効果が無く、毎日のように昨日と同水準の感染者数が発生してしまうのか不思議で仕方がない。

 

ハノイで生活をしていると、検問の場所も増え、検問する人数も時間帯も長くなっており、何としてでも、この感染者数を減少、そして抑え込もうとする国、ハノイ市の思いが伝わってくる。

 

バイクで夕方に買い物に行くと、大通りである『NGUYEN CHI THANH』でも検問がされているし、

 

検問する人数も、当初は地域住民のボランティアの方が持ち回りで検問所で『どこにいくのか』、通行証をもっているのかを確認していたが(検問所を通過する際には、現在は通行を許可した人のサインとスタンプが押された通行証とパスポートなどの身分証明書が必要となる)、最近はボランティアの方に加え、制服を着た警察の方が率先して検問所に駐在している。

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通行許可証

薬を買いに夜の10時前に外出をしたが、まだ検問には人がいて、当然のように『どこにいくのか』と問いだされた。

 

自宅でゆっくり過ごしている時に何げなく、iPhoneのアプリの一つである『Map』を見ていたら、どこが通行禁止となっているのかが記載されており、ベトナムでテクノロジーの発達と情報を共有するシステムの素晴らしさを一人感じた。

 

また、現在は感染リスクに応じて地域が色で区分されている。感染リスクが低い順から、グリーンゾーン→オレンジゾーン→レッドゾーンと設定されている。

(色のイメージ通りである)

 

グリーンゾーンに入る小道は下記の写真のように完全に封鎖されており、簡単に入ることは出来ない。

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グリーンゾーン

よって、封鎖された内側の人たちは写真の右側に写るコンビニに行くには遠回りをしないといけない。

 

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グリーンゾーン(看板)

このように住民の利便性とか利益とかを考えないで、国民全体の生命や利益が侵害される恐れがあるから(コロナが危ないから)、次々と新しい政策をたてて、それをスピーディーに実行していく。

非常に頼もしく感じる。